備忘録の備忘録

天に冥府 地に魔道 踏まえし道は修羅の道

2018年4月制限 オルターガイストについて

現在、自分が使用しているテーマである、オルターガイストについて思った事、使えそうなカードをメモしようと思う。

自分は院生のため、対人でのプレイ時間より考える時間が多くなってしまいがちなので、間違っている点が多くあるかもしれない。

現在(5月1日)のレシピ

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採用カードについて

メインデッキ(40枚)

増殖するG 3枚→3枚全てを同時に引かない限りは腐る事無く使用可能なカード。

魔術師、ABC、剛鬼など誘発への耐性がそこそこあるデッキも、Gを投げれば止まってくれるため3枚採用

灰流うらら 2枚→誘発の中で最も幅広く、様々なカードに打つことが出来る。

準制限のため2枚採用

幽鬼うさぎ 1枚→今期評価が低い誘発だが、打つタイミングはどのデッキに対してもあると判断したため採用

浮幽さくら 3枚→評価や採用枚数の分かれる誘発。オルターガイストが苦手な魔術師はエレクトラム、閃刀姫はカガリを引っこ抜くために採用

オルターガイストモンスター 12枚→クンティエリ以外は特に考える必要も無いと思ったので割愛。強いて言うならシルキタスの手札での被りが少し厳しいため1枚にすることも考えたが、後述の強貪による除外、オルターガイスト罠を減らしている等の理由から2枚必要と判断した。クンティエリは現環境にて使用率の高い閃刀姫とミラーにおいて非常に重要な役割があるため1枚のみ採用

強謙 2枚→3枚だとターン制限があるため被りが厳しく、1枚だと安定性に欠けると判断したため2枚。しかしオルターガイストは最初のターンは特殊召喚をしないものの、2ターン目以降はアグレッシブに動くことも可能なテーマで、2枚目が腐ることも少なくないため枚数は要検討

強貪 2枚→手札を増やす事で先攻であれば罠を厚くし、後攻であれば捲る札を探しに行けるカード。しかし2枚打つ試合は少なく強謙同様に被りが厳しいと判断したため2枚の採用

無限泡影 3枚→個人的にオルターガイストで最強の誘発。後攻1ターン目に相手の動きを妨害しつつマルチフェイカーを起動出来るため3枚採用

オルターガイストプロトコル 2枚→オルターガイストの要である罠。3枚目が必要となる場面が少ないと判断し2枚

オルターガイストマテリアリゼーション 1枚→素引きで強く使えるが2枚目が必要な場面または2枚目をマリオネッターでセットする場面というのが、既に試合の勝敗がほぼ決定している場面であると思ったため1枚

パーソナルスプーフィング 3枚→初回の起動はオルターガイストカードを戻し、マルチフェイカーをサーチすることで即起動、以降は必要なカードを適宜サーチなどデッキの潤滑油なので3枚採用。オルターガイスト罠を減らしているためサーチが使えないという場面も必ず存在するが、それ以上に役割を持つため減らす必要はないと判断

魔封じの芳香 3枚→先にも述べた通り使用率の高い閃刀姫や苦手である魔術師に対してメインから無理なく入れられる最強の妨害。もちろん3枚採用。発動に条件が無く永続なので魔封じが効かない相手には自由なタイミングで発動しマルチフェイカーのトリガーに出来る点も評価できる

王宮の勅命 1枚→魔封じの芳香と同じで主に閃刀姫を見ての採用だが、今期はホーネットビットを展開に使用するABC、剛鬼なども存在し、それらのデッキにも強く使えるため採用。魔術師やセフィラに対しても腐ることは無いと判断している

神の宣告 2枚→安心の万能カウンターのため2枚。現在メインには少ないがハーピィの羽根帚、レッドリブートなど絶対止めたいカードを止められる

エクストラデッキ(15枚)

瑚之龍→ハリファイバーで出す用。動きがあまりよくない時セットした誘発とマルチでシンクロして出す事もまれにある

サクリファイスアニマ→閃刀姫のリンクに対してトロイメアケルベロスまたはフェニックス+アニマでレイの蘇生をさせずに除去が出来、メリュシークのリンク先として優秀なので採用

リンクリボー→アニマと同様にメリュシークのリンク先として採用。リンク先で打点が300あるのが非常に重要で、リンクリボーが返しのターンまで生き残ると8000ぴったり削ることも可能である。出すときは必ず左のエクストラゾーンに出す

カガリ→さくらで引っこ抜く用。閃刀姫だけでなく巷で噂のマジエクなど墓地のエンゲージやビット回収という即アドに繋がる動きを阻止出来る

見習い魔嬢→インスペクトボーダーに対しての解答となるカード。リンクリまたはアニマ+マルチフェイカーで出す。

オルターガイストヘクスティア 2枚→オルターガイスト最強のカード。10期の餅カエルと言っても過言ではないパワーを持つ。魔法罠無効と打点という重要な役割を持つが3枚目を使う場面は無いため2枚

ハリファイバー→こちらの動きがあまり良くない時にお茶を濁すために出す。またはABCやセフィラに対してさくらで引っこ抜くという役割もある

ゾルデ、エレクトラム→さくらで相手のエクストラから引っこ抜く用。それ以外は役割無し

トロイメアケルベロス、フェニックス、ユニコーン→ほぼ汎用であるトロイメアリンク。メリュシークを素材に使用した時、破壊効果はうららのケアに使う。またケルベロスサクリファイスロータスを用いたワンキルに対してさくらで引っこ抜くとワンキルが出来なくなる

オルターガイストプライムバンシー→ミラーにおけるキーカード。またやぶ蛇から出てくるアルティメットファルコンを打点で突破するために必要

ニンギルス→苦手な対象耐性(主にヴァレルロード)への解答。

サイドデッキ(15枚)

ヴェーラー 2枚→リブート想定で泡影と交換する

うさぎ 2枚→主にサモンソーサレスを展開に使用するデッキに対して入れるカード

コズミックサイクロン 2枚→ミラーや閃刀姫などに対して入れる。ツイツイとの選択については後述する

ハーピィの羽根帚→コズミックと同様の役割

ブラックホール→4枚目の拮抗勝負として考えているカード。メインで使用出来る点で拮抗との差別化が可能

相乗り 2枚→ヴェーラーと同様にリブートを想定したカード。拮抗勝負を打たれてもその後の展開に牽制を出来る。また閃刀姫に対しては5枚目以降の魔封じ勅命となりうるカード。速攻魔法である点が評価できる

拮抗勝負 3枚→後手にて最強のカード。メリュシークで特攻しマルチサーチ、拮抗勝負、マルチ効果起動の動きが強い。ABCや剛鬼はイヴリースを送りつけてくるため攻撃をケアされると腐ってしまうが、それ以上にリターンが大きいため採用。というかトロイメアリンクを並べられ破壊耐性+対象耐性を並べられた時の解答になりうるカードがほとんど存在しないため採用せざるを得ない

神の警告 2枚→通告との選択は後述する。

各デッキに対する有利不利

以下の内容を説明するにあたり、簡単な有利不利の説明が不可欠と考えたため先にまとめておこうと思う

・オルターガイスト

五分五分。デッキやミラーへの理解度で差が出るマッチであると思う。

あとは引き

・閃刀姫

五分五分。テーマの動きのみを考えると不利かもしれないが、魔封じや勅命、サイドの相乗りまで考慮するとそこまで不利ではないと思われる。しかし最近サイクロン3ツイツイ2まで採用した構築が流行りつつあるので、この評価は変わる可能性が高い

追記→ハヤテの追加、メインから後ろに触れるカードの搭載により不利という認識になりました

・魔術師

不利。元々オルターガイストは横に広げワンキルを狙ってくるようなデッキが苦手なので不利と判断。特に誘発への耐性が高い点、時空のペンデュラムグラフというカードの存在、ペンデュラムのリソースなどが厳しい。しかし対ペンデュラムにおいて魔封じの芳香は最強のカードであるため、(魔封じが引けるのであれば)メインの先攻は有利であると考えられる。

・セフィラ

微不利。魔術師と同様にペンデュラムというだけで多少苦手意識がある。最近はメタルと混ぜたいわゆるメタルセフィラが主流で誘発への耐性が非常に高い。しかし魔術師と比較するとやりやすいと思われる。

・ABC

微不利。妨害のあてどころが非常に重要なマッチ。逆に言えば妨害を当てるべきところで当てる事が出来れば落とすことは無いはずだが、ABC側は墓穴、ソウルチャージと言ったパワカを採用出来ることも考慮すると不利であると思われる。

・剛鬼

五分五分。誘発への耐性が現環境で最も高く、誘発の当てどころが非常に難しい。しかし止めるべき点が分かるとABCよりやりやすいと思われる。止めどころについては後述する。

インフェルノイド

有利。メインモンスターのみで戦う事が出来るため虚夢を腐らせる事が可能。また魔封じなど有効なカードも多い。しかし狂宴が通ってしまうと流石に厳しく、またサイドからインスペクトボーダーが入る事が多くサイドチェンジが非常に重要である。芝刈りノイドは流石に有利とは言えないが、基本的に40枚と同じように相手をすれば問題無いと思われる。

トリックスター

有利。正確にはクンティエリの有無で有利不利が変わると考えている。というのも現在のトリックスターは初期のころのようなドローフェイズにバーンで焼き切るというデッキではなく、キャンディナなど優秀なモンスターを用いたビートダウンであるためである。現在閃刀ギミックを混ぜた型が流行りつつあるが、こちらも魔封じで動きを抑制できるので有利不利が入れ替わるとは思えない。

・彼岸

有利。メインはかなり有利であると言えるがサイド後は五分五分であると思われる。

採用枚数について

採用カードについて枚数も含め簡単な説明をしたが、その中でも人によって意見が割れると判断したものについて、さらに細かく説明をする

・幽鬼うさぎ

先程も述べた通り、今期におけるうさぎの評価は低い。その理由に使用率の最も高い閃刀姫に明確な打ちどころが存在しないという点が挙げられる。しかしいくら使用率が高いと言っても、今期は十二獣やSPYRAL環境のような一強環境ではないため、様々なデッキとの対面を考える必要がある。その場合うさぎの役割は非常に多いと考えられる。例えばABCや剛鬼のようなサモンソーサレスを用いた展開をするデッキにはもちろん非常に強力な妨害となる。またオルターガイストは決して後手の突破力があるデッキとは言えない。そのためヴェーラーと違い、盤面に残さないという点が重要である。またハリファイバーを採用しているので1枚でも採用していればデッキから1妨害を構える事が出来る。そのためメインに1枚、サイドに2枚の採用とした。

・クンティエリ

主な役割はミラーと閃刀姫である。ミラーは後手のメリュシークの攻撃にデメリットが無く通れば1枚、無効にしようものならサーチと無駄が無い。この時クンティエリが非常に重要なのは説明する必要も無いと思われる。また2400というステータスもオルターガイストは突破が難しい。他にもヘクスティアの素材にも使えるので役割が多い。
次に閃刀姫におけるクンティエリだが、主にハヤテの攻撃を止められる点が大きい。また閃刀姫にはビット+チューナー+コストのワンキルルートも存在するが基本的には閃刀姫リンク1体で殴ってくるデッキである。そのため攻撃を1度止めているだけでライフが削られることが無くなり、仮にゲームが長引きET・EDに入っても有利な状態が維持できる。
役割が明確な対面について説明したが、他のデッキに対しても、相手の「シルキタスを先に戦闘で除去してから動く」というプランを崩すことが出来るうえ、シルキタスとクンティエリの2枚でモンスター3体の攻撃を防ぐことが出来る。またオルターガイストカードであるためスプーフィングのコストにも出来る。このように最低限の役割はどのデッキに対しても持つことが出来るため採用に至った。

・ドローソース

オルターガイストの構築の中でも最も人によって異なるのがドローソースであると思う。強貪3枚の構築を使っている人もいれば、成金ゴブリンまで採用している構築も存在する。(以下はサンプルレシピ。サイドエクストラは割愛)

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そもそもオルターガイストがデッキにドローソースを入れる理由として2つの理由が挙げられる。1つが先攻での安定性の向上である。オルターガイストはモンスターと罠で戦うデッキのため、モンスターのみまたは罠のみという手札が好ましくない。そのためドローソースにより、オルターガイストモンスター、罠、誘発をバランス良く手札に揃えたい。特に現在のオルターガイストはマルチフェイカーをいかに通すかという事が重要なため、テーマ内の動き以外でマルチフェイカーにアクセスできるカードも必須であると考えられる。
もう一つが後攻における解決札へのアクセスである。これは特にサイド後の話になるが、幽鬼うさぎの件で述べた通りオルターガイストは相手の盤面を捲るパワーが特別高いとは言えない。そのためドローでサイドから入れた解決札を引きに行くのが重要となる。
以上の2つがドローソースを採用する理由であると自分は考えている。
ここまでが前提で、これから採用している枚数などについて説明する。
まず今期のオルターガイストは魔封じ、勅命を採用しているため、魔法は出来る限り少ない枚数に抑えたい。そのため成金でデッキの枚数も増やしドローソースも多くするというのは好ましくないと考えた。また罠を採用している関係上、強謙で罠が見えてしまい、それを選択すると盤面が1枚透けてしまうので強謙も安易に3枚採用は出来ない。さらにオルターガイスト罠の枚数を最小限に留めているため強貪のコストを考慮するとこちらも3枚採用は難しいと考えた。
以上を簡単にまとめると
・魔法は増やしたくない
・強謙も強貪も3枚の採用は難しい
・(でもドローソースは初手で引きたい)
の3つが条件となる。そのため強謙と強貪それぞれ2枚の採用に至った。先ほども述べたが強謙と強貪は発動に制限があるため手札で被ってしまうと腐ってしまう。実は採用枚数2枚と3枚では手札で被る確率にそこまで大きな差は無いが、三枚発動する機会はまず無いため強謙と強貪は2枚ずつがベストだと考えた。

・オルターガイスト罠

今回の構築ではプロトコル2、マテリアリゼーション1という最小限に抑えてある。元々はプロトコル3、マテリアリゼーション2だったが、プロトコルの3枚目とマテリアリゼーションの2枚目を使う機会がほとんど無かった。まずプロトコルはミラーなど特定の対面の場合必須となるため3枚欲しくなるかもしれない。しかし3枚目が欲しくなる、または3枚入れてでも初手に欲しくなる場合と手札に余分なプロトコルが来てしまうの2つを天秤にかけた時、自分は後者は避けたいと考えた。そのためプロトコルは2枚とした。現在閃刀姫の使用率が最も高いが、今後オルターガイストの使用率が閃刀姫を超えるなら、3枚目の採用は考える必要があると思う。
次にマテリアリゼーションの2枚目についてだが、2枚あるともちろん1枚より素引きの確率が高くなる。具体的には40枚のデッキから5枚ドローした場合、1枚採用は13%、2枚採用は24%の確率で1枚以上引くことが出来る。しかしマテリアリゼーションは初手で引いてもあまり嬉しくないカードである。そのため初手にあるかどうかは重要ではない。またマリオネッターでマテリアリゼーション2枚目をセットというのはプロトコルもマテリアリゼーションも既に1枚は使用していて、さらに蘇生をしたいという場面であると思われる。そのような場面も確かにあるかもしれないが、それは相手にライフは残っているもののほぼ勝ちが決まっているような場面である。ほぼ勝ちを勝ちにするために初手で引いてもあまり嬉しいとは言えないカードを複数採用するのはイマイチであると判断したため、今回は1枚の採用とした。しかし2枚目にも役割を見出す事も出来ると考えている。具体的にはインスペクトボーダーの対策である。今回の構築ではインスペクトボーダーの対策としてエクストラに見習い魔嬢を採用しているが、これにはセットしている罠+メリュシーク+マルチフェイカーという手札が要求される。この条件を揃えるのは簡単とは言えない。しかしマテリアリゼーションの2枚目を採用している場合、インスペクトボーダーの効果適用時でもリンク3やヘクスティア+オルターガイストの盤面を比較的用意しやすくなる。そのため環境にインスペクトボーダーの採用が多いのであれば2枚目の採用もありだと思う。

採用出来そうなカード

・DDクロウ→今期は墓地に触れるテーマが多いため、打つ場面が全くないという事は無いと思ったが、DDクロウで無いと間に合わないカードは少なく、器用貧乏といった印象

・百万喰らいのグラットン→オルターガイストギミックでは処理できない対象耐性を一方的に処理することが出来るが、泡影やヴェーラー、ウィドウアンカー等の効果無効により腐る事がある

・インスペクトボーダー→召喚するだけで強力な効果を発揮するが、オルターガイスト自体の動きにも大きく制限が発生してしまう。

・成金ゴブリン→ドローソースのところでも触れたが、デッキの安定性に貢献できるが、今期のオルターガイストには魔封じ、勅命を採用している関係上噛み合いが悪く、またミラーにおいても腐る可能性が高いと判断した。

・ルドラの魔導書→ドロー枚数が多く魅力的なカードだが、そもそもオルターガイストの事故のパターンがモンスターしか引かないと罠しか引かないの2種類で、そのうちの後者の場合発動すら出来ないので採用せず。メリュシークと合わせて使うと、ルドラにうららをもらってもリンクリボーに変換しサーチと無駄が無い。

・墓穴の道連れ→元々ある程度誘発への耐性があるオルターガイストだが、初動のヴェーラー、プロトコルが無い場面のマルチフェイカーへのうららなど致命的になる場合も存在する。また閃刀姫のレイ、ABC、剛鬼など除外+無効が効きやすい相手も多いため採用の余地ありと判断した

・群雄割拠→密かに推しているカード。ABCや剛鬼の最大展開も割拠を開くだけで崩すことが出来、閃刀姫相手ではそもそもリンクをさせないといった事も可能となる。しかし、前者はトロイメアを残されるので根本的な解決にならず、後者は後ろに触れるカードで簡単に割られてしまう。またミラーにおいては完全な死に札となるため、採用には至らず。

魔宮の賄賂→2018年環境初期にオルターガイストで流行ったカード。苦手なレッドリブート、拮抗勝負を無効に出来る点は評価できるがドローが痛い。また閃刀姫のエンゲージを無効にすることもあまりおいしいと言えず、微妙な立ち位置に感じている

・ギャクタン→ミラーや閃刀姫の拮抗など特定の対面で絶大な効果を発揮するカード。コストが無いのが魅力

・壊獣→個人的に好きなカード群。アニマの登場で使い勝手も上がるかと思ったが、魔術師など横にモンスターを広げるテーマには効果が薄い。またマルチフェイカーの制限により壊獣を使ってしまうとマルチフェイカーのリクルート効果が起動できなくなるのが痛いと考えた。閃刀姫に非常に強いカードであるためメインはなくとも、サイドに1~2枚はありかもしれない。

サイドチェンジについて

今回は、「○○の先手では、後手では」といった具体的なサイドチェンジ方法というより、サイドチェンジの仕方そのものについて説明しようと思う。
サイドチェンジは特に対人でやるべき内容で、対人経験の非常に少ない自分の考えは間違っている可能性が高いのでコメントなりで意見が欲しいと思っている。

オルターガイストはレッドリブート、拮抗勝負というカードの存在により、先攻後攻に関わらず誘発を多く減らすことは出来ない。正確には「先攻だから誘発は最小限で罠を大量に入れる」といった事は出来ない(やろうと思えば出来るけど、リブートで詰んでしまうのは好ましいと言えない)。
そのためまずどのデッキにこの2枚のカードが採用されているか知る必要がある。

レッドリブートは1度展開を通せばほぼ勝ちまで持って行けるようなパワーの高いデッキが採用している。一方拮抗勝負はその他の制圧や後攻で無理にワンキルを狙いに行かないようなデッキが採用している。(ここでいうパワーが高いというのはライフ取る速度だったり勝ちに直結する早さなどを指している。オルターガイストや閃刀姫をパワーが低いと思った事は無い。例えるなら強さのベクトルが違うと言った感じ。)
このことを念頭に置いてサイドチェンジを行う。

先攻→基本的に魔術師閃刀姫に対する魔封じや神の宣告と言った妨害として強い罠を残し、その他の罠や泡影は抜く。泡影は誘発として見れば最強の部類に入る(と自分は思っている)が、先攻の場合は少し変わったブレイクスルースキルでしかない。そのため自分は必ず入れ替えるようにしている。

後攻→先程説明したリブートを積んでいそうなデッキ相手の場合は神など罠を減らし、誘発で対応する。しかし拮抗などを積んでいそうな相手の場合宣告、警告が十分間に合う可能性があるので、残すかどうかは1セット目で見極める必要がある。

以上の2つが、自分がサイチェンの時に考えている事である。基本的にどのデッキも先攻を選んでくるはずだが、まれに敢えて後攻を選択してくるプレイヤーもいる。そのため先攻または後攻に極端に寄ったサイドチェンジは危ういと言える。

特にオルターガイストはマルチフェイカーの効果起動に罠が必要であるため、最低限の枚数の罠を残す必要がある。この細かい枚数などは自ら対人を繰り返すことで考えていくべきだと思う。